一般社団法人 住宅建築コーディネーター協会が、社会貢献の一環として高校の探究学習に参画

住いニュースデータ

  • 関連ワードSDGs, 住宅建築コーディネーター, 国産材, 探究学習, 社会貢献
  • 配信日2024年9月5日 18時08分

住まい・不動産のニュースの概要

一般社団法人 住宅建築コーディネーター協会が、高校生の探究学習に協力することを発表しました。この取り組みは、持続可能な国産材の活用方法を考えることをテーマにしており、大阪学院大学高等学校の2年生に向けたプログラム「SDGs×キャリアデザイン」に参加します。プログラムは2024年6月から2025年1月まで継続され、この探究学習によって高校生たちが社会課題の解決策を考える機会を提供します。

協会は「マイホームに国産材を使う魅力」をテーマとして提案しており、日本の林業の持続可能性や地球環境への影響を考慮した取り組みです。このプログラムでは、高校生が企業の課題解決に貢献し、SDGsの目標達成を意識することを目的としています。最終的には2025年1月に行われるプレゼンテーション大会に向けて、学生たちが考えたアイデアを発表する機会も設けられています。

住まい・不動産のニュースの背景

日本は森林資源が豊富であり、世界第2位の森林大国ですが、木材自給率は相対的に低く、現在41.1%に回復したとはいえ、国産材の利用が十分とは言えません。こうした状況の中、政府やさまざまな自治体では国産材利用を促進するための多彩な補助金制度を設けています。

最近のウッドショックや天然資源の価格高騰は、木材の輸入依存がリスクとなることを再認識させています。特に、COVID-19パンデミック後の経済状況や、環境問題への関心が高まる中、持続可能な住宅のあり方が問われています。国産材を使用することで、CO2削減や災害対策にもつながる可能性があり、高校生にとっても重要な学びの機会となるでしょう。

また、住宅建築コーディネーター資格者が提供するサービスは、専門家としての視点から住宅の選び方をサポートし、ユーザーが後悔しないようにするため、参画する内容として非常に意義深いものです。要するに、持続可能な住宅の実現は、将来的に社会全体にも影響を及ぼす重要なテーマとなっています。

住まい・不動産のニュースで参考にすべきポイント

このプログラムを通じて、多くのことを学ぶことが期待されますが、特に次のポイントに注目することが重要です。

  1. 国産材の利点: 国産材を利用することで、輸送コストやCO2排出を削減し、安定的で持続可能なライフスタイルを提供します。木材は再生可能資源であり、地域経済の活性化にも寄与します。

  2. 補助金制度の活用: 国産材利用を促進するための補助金や助成金が多数存在します。住宅を購入する際に、これらの制度を利用することで、より手頃な価格で高品質な材料を使用することが可能です。経済的な負担を軽減しつつ、環境意識の高い選択を支援します。

  3. SDGsの理解と実践: 探究学習を通じて、学生たちはSDGsの目標を実感し、具体的な解決策を考えることができる。また、持続可能な社会を目指す上で必要な視点を養うことができ、その経験は将来のキャリアにも活かすことが期待されます。

  4. 専門家の助け: 住宅建築コーディネーターのような専門家からのサポートを受けることで、家づくりにあたっての選択肢を広げることができます。知識や経験を持った専門家と相談しながら、自分のニーズに最も合った住まいを見つけることが重要です。

  5. 住宅建築のトレンド: 持続可能な資材としての国産材の利用は、これからの住宅建築の重要なトレンドとして注目されています。特に、環境意識の高まりにより、エコロジカルな選択が求められる 状況が続いています。このトレンドを捉え、将来的に価値の高い住宅を手に入れるための情報収集を行うことが必要です。

以上のポイントを考慮することで、マイホーム購入を検討している方々は、後悔の少ない選択ができるでしょう。特に、持続可能性や国産材の利用に対する理解を深めることが、住宅建築における重要なステップとなります。

一般社団法人 住宅建築コーディネーター協会が、社会貢献の一環として高校の探究学習に参画高校生と考える「持続可能な国産材活用とは?」一般社団法人住宅建築コーディネーター協会2024年9月5日 18時08分1075 家づくりに関わる専門家を繋ぎ、後悔しない家づくりを実現するための「住宅建築コーディネーター資格」の資格認定を行う、一般社団法人 住宅建築コーディネーター協会(所在地:大阪府大阪市 理事長:多田 好幸)は、大阪学院大学高等学校に通う2年生に向けて「SDGs×キャリアデザイン(主催:大阪学院大学高等学校、企画補助:株式会社さんぽう)」の探究学習への協力企業に選ばれ、社会貢献の一環として参加を決定しました。2024年9月25日に大阪学院大学高等学校の授業に初めて訪問し、生徒たちの学習が深まるように関わります。
大阪学院大学高等学校での探究学習の概要

タイトル :SDGs×キャリアデザイン

期間 :2024年 6月~2025年1月 

場所/主催:大阪学院大学高等学校

企画補助 :株式会社さんぽう

協力企業 :一般社団法人 住宅建築コーディネーター協会ほか

対象 :大阪学院大学高等学校2年生

実際の探究学習の様子

本探究学習は、企業・団体が実際に抱えている課題に対し、高校生がチームで解決策を考え、その中で、企業が抱える課題の解決がSDGsのゴール達成に繋がることを実感することを狙いの一つとして、2020年から継続的に実施されています。この探究学習は、SDGs関連の学習と、身近な企業団体から課題をもらい解決し社会との接点を持つこと、さらにそれをキャリア(進路)にも活かせないかと検討を重ね、現在の企画に至ったそうです。
例年、プログラムの最終回に、高校生が考えたアイデアを発表する機会があり、今年も2025年1月30日に吹田市文化会館

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出典 PR TIMES

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