住いニュースデータ
- 関連ワード30周年, あたしンち, テクノストラクチャー, 構造計算, 耐震住宅
- 配信日2025年6月5日 13時00分
住まいづくり・デザイン・技術のニュースの概要
パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」は、2025年に発売30周年を迎えるにあたり、全棟に許容応力度計算を実施してきた実績を持ち、累計78,000棟を超える建物を提供してきました。このテクノストラクチャー工法は、木材と鉄材を組み合わせた独自の「テクノビーム」を使用しており、木造住宅の弱点を克服し、個々の建物に対して厳密な構造計算を行っていることが特徴です。
さらに、周年を記念して「あたしンち 耐震ンち」キャンペーンを立ち上げ、人気漫画「あたしンち」のキャラクターを用いて、地震に強い住宅の重要性やことで施主が抱える不安を和らげ、テクノストラクチャー工法の特長を視覚的に伝える取り組みを行います。このキャンペーンは、特設サイトを設け、現場見学会などのイベントも通じて、テクノストラクチャー商品の認知度を高めることを目指しています。
住まいづくり・デザイン・技術のニュースの背景
日本は地震が多い国であり、住宅の耐震性は非常に重要な課題となっています。特に阪神・淡路大震災や東日本大震災では、多くの住宅が倒壊するなどの被害を受け、住まいの安全性に対する関心が高まりました。そのような背景の中、1995年に登場したテクノストラクチャー工法は、従来の木造住宅の弱点を克服し、より安全で耐震性の高い住宅を提供するために開発されました。
テクノストラクチャー工法は、木造住宅に鉄の強さを加えることにより、耐震性を高めており、全棟に対して行われる許容応力度計算により、各建物の強度を緻密に確認できるという透明性のあるプロセスが特徴です。また、30年間の実績により、消費者からの信頼を集め、さらなる技術開発にもつなげています。
キャンペーンは、認知度の向上とともに、消費者にとっての地震対策の重要性を訴えることを目的としており、キャラクターを通じて多くの人にアプローチすることで、より広い層に耐震住宅の利点を伝えられる狙いがあります。
住まいづくり・デザイン・技術のニュースで参考にすべきポイント
テクノストラクチャー工法の詳細やその特長を理解することは、住まいづくりを進める上で非常に重要です。以下に参考にすべきポイントを挙げます。
-
許容応力度計算の実施: 全棟に対して行われる許容応力度計算は、各住宅の耐震性や安全性を具体的に示すもので、リスクを最小限に抑えるための有力な手法です。このプロセスの透明性が消費者に安心感を与えています。
-
構造の革新性: テクノビームによる木と鉄の複合構造は、従来の木造住宅とは異なる強度を誇ります。この技術により、地震に対する強化が図られるため、長期にわたって安心して生活できる住まいを提供します。
-
耐震性への注目: 住宅購入時には、耐震性をしっかりと確認することが大切です。パナソニックのテクノストラクチャー工法など、実績のあるメーカーによる耐震設計の重要性を理解し、選択に活かしましょう。
-
キャンペーンによる啓蒙活動: 「あたしンち 耐震ンち」キャンペーンは、地震への意識を高める一環として非常に効果的です。特に家族を守るための住宅選びにおいて、情報を取得する手段として、参加イベントや特設サイトなどを通じての情報収集は有益です。
-
将来的なサポート体制: パナソニックは、耐震性だけでなく、省エネルギー性や快適性に重きを置いています。将来的な住まいのメンテナンスやサポート体制も考慮に入れ、安心して暮らせる環境作りを進めることが重要です。
-
地域による特徴の考慮: 日本各地には様々な地震のリスクがあるため、地域の特性に応じた耐震基準や技術を採用することも、住まい選びにおいて非常に重要です。
自分たちが生活する空間がどのように設計され、どのような工法が使われ、どれだけの安全対策が施されているかを見極めることは、将来にわたっての安心な暮らしを築くための重要なステップと言えるでしょう。また、耐震だけでなく、快適性やエネルギー効率も意識しながら、新たな住まいを検討することが望まれます。
累計78,000棟を超える全棟に許容応力度計算の実績、パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」発売30周年~漫画「あたしンち」キャラクターを起用した「あたしンち 耐震ンち」キャンペーンを展開~パナソニックグループ2025年6月5日 13時00分6パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社グループのパナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社(代表取締役社長:松川 武志、本社:大阪府門真市、以下、当社)が提供するパナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」は、2025年6月に発売30周年を迎えました。
テクノストラクチャー工法は、独自部材である木と鉄の複合梁「テクノビーム」により木造の弱点を克服し、一般的な2階建て以下の木造住宅には義務付けられていない「許容応力度計算による構造計算」を1棟1棟実施することにより、全ての建物の強度を緻密に確認することを前提に開発しました。
1995年6月に発売して以来、当時としては前代未聞であった1棟ごとの「許容応力度計算による構造計算」を、30年間にわたり1棟の例外もなく実施し、2025年5月末時点で78,000棟を超えるテクノストラクチャー工法の建物をパナソニック ビルダーズ グループ加盟店を通じて全国に提供してきました。■テクノストラクチャー工法 30年の歩み
当社は、住宅設備や建材、エネルギー関連事業を手掛ける中で、住まいの開発を長年の夢として追求してきました。そして、住宅の躯体に関わるテクノストラクチャー工法は、1995年6月に発売を開始。この工法は、日本特有の課題を解決するために技術開発をして生まれました。木と鉄の複合梁「テクノビーム」を開発し、全棟で「許容応力度計算による構造計算」を実施するという基準を設け、発売から30年、全国で78,000棟以上の建物を提供してきました。
その後、2016年から地震の揺れ
出典 PR TIMES